白い肌の上に射精を繰り返した。 泰子先生は虚ろな目で僕を見上げる。 目を下ろすと、彼女の身体の上には自分でも驚く量の精液が飛び散っていた。 彼女は、ペロリと出した舌で、僕のその白濁液を舐め取ると、ふふふ、と笑った。 「ごちそうさまでした 「 : : : お、おそまっさまでした。 まぶた 精液を放出して一気に睡魔が襲ってきた僕は、彼女に寄り添って少し瞼を閉じた。 どのくらい経っただろうか、僕が再び目を開けると、すでに服を着た泰子先生がまだ裸 のままの僕を揺すっていた。 「そろそろ起きないと : 「はあ。あ、あれ、僕 : : : 」 動転する僕に、泰子先生はひどく冷静に言う。 「あんまり遅いと穂乃香ちゃんも心配するから」 そう言って、僕に服を手渡す。僕は、そそくさと服を着ながら弁解する。 「その、なんていうか、初めて会ったのにこんなことになってしまって : : : 」 「いいのよ。久しぶりで、気持ちよかったし。誘ったのは私なんだから気にしないで」
ざぶとんし だえき すると、瑞恵の膣口から唾液でも垂れるように愛液が溢れ出て、下に敷いた座布団に沁 みてゆく。 「ああああああン ひた しかし、瑞恵はそんなことにまったく気づかずに快楽の世界に浸りながら、ロータ】を 自在に移動させ、茂みのその上のクリトリス部分へと押し当てていく。 「あっ ! はあン : : : き、気持ちいいっ : 思わず瑞恵の唇から言葉が漏れる。 あ、イきそう : やっ、あン。あっ、あ、イクうううう 「あっ、も、ダメえ : けいれん : らし、 瑞恵は、目を閉じたまま身体をビクビクと痙攣させて果てた : 荒い呼吸をしながら、うっすらと目を開けた瑞恵に、僕はしたり顔で話しかける。 「気持ちよかったかい ? 瑞恵は、急に目の前に現れた僕の姿に慌てふためいた。 「ど、ど、どうして、お兄さん、ここにいるのよ」 「さっきから何度も下で呼んでたんだけど、なんの反応もないし、一一階でなにやら音がす るから上ってきてみたんだよ」 「も、もしかして、ずっと見てた ? 「ああ、出し入れするとこからずっと見てた」 あふ 134
まぶた 重い瞼をゆっくりと開けると、目の前には三人の少女がいた 「きやはははつ。お兄ちゃん、目が覚めたかも」 おさげ髪に赤いリポンの少女が、よく通る高いト】ンの声で初めにそう声をかけてきた。 ひとみ 大きな瞳をキラキラと輝かせて、興味深そうに僕を見ている。 ) 」とり いた一す . ら 「琴里、悪戯するなよ」 やや低音の声が、おさげ髪の少女を制するよう響く。 声の聞こえてきた方に目をやると、ショートカットでポーイッシュな感じの少女が、ち よっと距離を置いて、無愛想にチラチラと窺うように僕を見ている。 「二人とも、お客さんの近くで大声出したら、御迷惑じゃないですか」 一一人のお姉さんであろうその人は、僕の額に当てていた濡れタオルを新しいものに替え ながら、母親のような落ち着いた物腰でそう言った。 ロングへアで清楚な感じの女性だった。 ふとん : 僕は、布団の中にいた。 ガーゼの肌触りが心地よかった。 でも、どうして自分がここにいるのかは理解できなかった。 僕は、どうして : : : 」 「ここは : 「炎天下の道端で倒れてたんだ。たまたまあたしが通りかかって、倒れてる人がいたって 2
僕は、持っていたポケットティッシュを全部使って、逸美のお腹はもちろん、指につい た精液も一本一本、拭きとってあげた。 膣の周りを拭いたティッシュには、ほんのりと血が滲んでいた。 「 : : : あたし : ・ 「なんだ : : : 」 「分かんない : 「なにが : 逸美の虚ろな目が、だんだん冷静な目に変わってくる。 「どうしてこうなったのか : と こ 「う 5 ん : : : 」 な 「でも、ハプニングじゃないかって思う」 断「へつ ? 」逸美の意外な発言に僕は驚いた。 判 「そうだ、これはハプニングなんだわ ! 」 で 見「なにかの間違いよー 章「あのな : : : 」 第「なによ。一回ャッたぐらいで、なれなれしくしないでよ」 725
バ】だなあ。逸美から守ってあげるってくらいで、そんな目をして : 「そんなオ】 「違うの。お兄ちゃん、知ってる ? 琴里ちゃんは、オモチャの指輪をはめてあげた左手を僕の目の前でじっくりと見せる。 「この指は左手の薬指。お兄ちゃん、琴里を一生守ってくれるっていうことなんだね」 「えっ ? 」 「この指は、結婚する女の人が、男の人から指輪をはめてもらう場所だもんね」 「ごめん、その、僕は、ただ琴里ちゃんに差し出されるままに、な : もう既に自分の世界に入っている琴里ちゃんには、僕のその言葉は届いていないようだ った。 「ねえ、結婚式ごっこ、しよっ 琴里ちゃんは、目をギュッとつぶって、僕に顔を近づけてくる。 こた けなげ キスを求めているその健気さに僕も応えてやりたかった。 を 僕は、ゆっくりと唇に唇を重ねた。 熱 微 琴里ちゃんのドキドキという鼓動の高鳴りが唇を伝って僕にも感じられる 幼 そして、重ねた唇の先から、琴里ちゃんが必死にチロチロと舌先を出してなんとかしょ 章うとしているのを、僕の唇が感じ取る 僕は少し唇を開くと、彼女の舌先を受け入れ、更に静かに僕の舌を這わせてゆく。 第 8
るように客間へと戻り、布団をかぶって目を閉じた。 穂乃香さん、琴里ちゃん、ごめんなさい : そして、おやすみなさい
逸美の中の、僕のペニスはすごい勢いで圧迫されてゆく。 「あっ、イクっ ! あつああああああー 僕は、放出する寸前に膣からペニスを抜き出した。 ペニスは、抜き出された瞬間に弾け、逸美の胸近くまで白濁液を吐き出した。 「ひやうつ : ・・ : はあああ : 「くつ、くうううつ」 何度も何度もべニスが弾け、その度におびただしい量の精液が逸美の上に降り注ぐ。 「はうつ : : : んはあ : うつ 逸美は、しばらく虚ろな目をして放心状態のような感じになっていた。 僕は、優しく逸美の身体を起こしてあげると、逸美の肌を白く汚した液体を拭いていく。 逸美は、虚ろな目のまま、指で自分のお腹の上の精液に触れた。 そして、その指にペッ トリとついた精液を、指を開いて伸ばしてみる : ぬちゃ、にちゃ : : って音がしてた 「これが : 「さっき、中ではクチュって音がしてたよ」 ささや 僕は耳もとでそう囁く。 「いや : ・ : ・言わないで」 逸美は僕のロを掌で塞ぐ。 ふ 124
しばらくすると、穂乃香さんが着替えて居間へと戻ってきた。 みこふく 巫女服姿はいつも見慣れているが、千早服姿もまたいちだんと清楚な感じで美しかった。 きれい 「巫女服もいいですけど、この千早服姿もすごく綺麗です」 「いつもバタバタ着崩してますからね」 「いやいや、そんなあ : : : 」 「でも、今日は人前で舞を踊る日ですから、いつもより着方にも気を遣いました」 「そうですよね。今日は、大勢の人の前で舞を踊るんですもんね」 うつむ すると、穂乃香さんは、頬を染めて俯きながら言う。 「今年はいつもの年と違って特別ですから」 「えつ、どうして ? 「 : : : 牧人さんが見ているから」 - つる 潤んだ目で僕を見る。 力「穂乃香さん : ・ ひとみ の 僕が、穂乃香さんの瞳を見返そうすると、穂乃香さんは恥ずかしそうに目を伏せる。 狂「がんばってくださいね」 : ・今までのどのお祭りの時よりも、いい舞が踊れるような気がしてます、 第「僕、ちゃんと見てますから : ほお 157
逸美や琴里ちゃんも学校から帰ると、自室に閉じこもって練習をしているようだった。 一一人はおろか穂乃香さんまでも、なにかにつけて「今年の舞は : : : 」という話を持ち出 すので、その不安な心持ちは充分に窺えたが、それに限っては僕ではどうしてあげること もできないのが歯がゆかった。 そんな時は、三人の邪魔にならないように、僕は外に散歩に出るより他はなかった。 散歩といっても、行くところは限られている。 、バッティングセンターで適度に身体を動か 近くに見つけたゲームセンターで遊んだり して満足すると、結局は中野商店に顔を出して、瑞恵とくだらない話に花を咲かせた。 その日も中野商店をのぞいてみると、いつもすぐに奥から愛想よく出てくるはずの瑞恵 がどういうわけか出てこなかった。 「すいませーん」 準「くださいなー」 の しばらく待っても瑞恵が現れないので帰ろかと思ったが、よく耳を澄ますと一一階からな り 祭にやら小さな振動音が聞こえてくる。 章 僕は不思議に思って、そっと二階への階段を上っていった。 あえ こかん 四 そこで目にしたものは、目を閉じて股間になにかをあてがって喘いでいる瑞恵の姿だっ 第 からだ 1 引
「そんなこと : 僕は、言いかけた穂乃香さんのロを唇で塞いだ 「つつ : 穂乃香さんは、初めは驚いたように困惑していたが、やがて目を閉じて僕のキスに応え ようと肩に手をかけてきてくれた。 でも、その唇はかすかに震えていた。 僕は、穂乃香さんの両肩にしつかりと手をかけて、唇をだんだんと開いてゆく。 穂乃香さんも、震えながら恐る恐る唇を開く。 見下ろすと、穂乃香さんの頬はいつも以上に赤く染まっていた。 目を閉じたまま、自分の上唇を舐めるように少しだけ舌先を出してくる。 自分から応えようという健気さが伝わってくる。 僕は、その舌先を捕らえて僕のロの中へと導き、舌と舌とを絡め合わせる。 準「はあう : の 穂乃香さんの甘酸つばくかすかに桃の味のする唾液が、僕のロの中いつばいに広がる。 祭「私 : ・ けんそん 章穂乃香さんはなにか謙遜の言葉を言いかけようとしていたが、僕は頷いて指でシイ 1 の 第形に唇を塞ぐと、再び強く抱きしめた。 ふさ 43